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総員玉砕せよ! [日本文学の本]


総員玉砕せよ! (講談社文庫)







総員玉砕せよ!
著者:水木しげる
出版社: 講談社文庫
価格: ¥ 700

以前、朝日新聞で石黒賢さんが紹介されていた、「総員玉砕せよ! 」を読んでみました。
(普段新聞は購読してないので、帰省時に目にしたものです)

石黒さんも、心に響いたとおっしゃっていましたが、「一体この高地はそうまでして守る必要のあるものなのですかそれ自体が大きな喜劇じゃないですか」という中隊長の一言は心に残りました。

そんな仕事、今日本中にいっぱいあるような気がします。
それでも、必死にその仕事をこなして、やっぱり負けてしまうのでは...

地の日 天の海 [日本文学の本]


地の日 天の海(上) (角川文庫)




地の日 天の海
内田 康夫
角川文庫

内田康夫さんの書く歴史小説とは、どんなものだろうと思って読み始めました。
この時代(信長・秀吉の時代)を取り上げた小説や歴史書を、それほどたくさん読んでいる訳ではないのですが、今まで読んだことがない切り口で書かれていて、とっても楽しめました。

この作品の主人公である天海僧正は浅見光彦シリーズの「日光殺人事件」にもその名前が登場します。

日光殺人事件 (角川文庫)




こちらの作品も読み返したくなりました

きらら(2012年1月号) [日本文学の本]

小学館の小説誌「きらら」2012年1月号が届きました。
月曜日からの通勤のお供にしようと思います。
今号から東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」の新連載が始まっています。

WEBきらら http://www.quilala.jp/はこちら

日本語で一番大事なもの [日本文学の本]

丸谷 才一さんが文化勲章を受けられました。

丸谷 才一さんの著書の中では大野 晋 さんとの対談「日本語で一番大事なもの」が印象に残っています。「多くの例を挙げて「てにをは」のはたらきの重要性と面白さを徹底的に追求する」という内容です。
maruya.jpg
この本の最後の章で俵 万智さんの「サラダ記念日」が取り上げられています。俵さんの短歌の助詞の使い方のすばらしい部分を、例を挙げて解説されていて、ご自身も俵さんの作品を気に入られているようでした。

私自身は「サラダ記念日」がブームになった当初、奇をてらったイメージがあり、特に読んでみようとは思いませんでした。でも「日本語で一番大事なもの」を読んで、「サラダ記念日」を読んでみたくなりました。
この本を読んだことが、俵 万智さんの歌集「かぜのてのひら」や他のエッセイを読むきっかけにもなりました。

夜と霧の隅で [日本文学の本]


夜と霧の隅で (新潮文庫)




夜と霧の隅で (新潮文庫)
作者: 北 杜夫

北 杜夫さんが亡くなられました。

中学の時か高校の時か覚えて無いのですが、夏休みの読書感想文の題材に「夜と霧の隅で」を選んだことを思い出しました。その時の文庫本はまだ実家にあると思います。

感想文の方は難し過ぎて上手く書けず、いい評価はいただけませんでした。

きらら(2011年11月号) [日本文学の本]

小学館の小説誌「きらら」11月号が届きました。

今月から二作の連載が始まります
中田 永一 さんの「くちびるに歌を」
藤谷 治さんの「津々見勘太郎」

でも新しい作品にチャレンジする元気がなく今日はパス。

慣れている作品から読み始めました。
瀧羽 麻子 さんの「左京区恋月橋渡ル」
...学生時代を過ごした京都の風景を思い出しながら読んでいます。お気に入りの作品。

本上 まなみ さんの「「ん」もあるしりとりエッセイ」
...本上さんのエッセイを読むとホンワカした気持ちになります。

平山 瑞穂 さんの「ルドヴィカ」
...普段の私なら選ばないと思いますが、独特な雰囲気のある作品です。

1年分(12冊)送料込みで¥2,000。
毎月届く度にとってもお得な気分になれます。

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日本人なら知っておきたい日本文学 [日本文学の本]


日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典




日本人なら知っておきたい日本文学
ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
蛇蔵、 海野 凪子
幻冬舎

雨の合間に娘と本屋に行きました。娘は「ちゃお」をお買い上げ。
めぼしい本を物色していたら見つけました。蛇蔵、海野凪子コンビの新刊マンガです。
(マイカテゴリでは日本文学の本としました)

最初に買ったこのコンビの作品「日本人の知らない日本語」あまりに面白くて、翌日すぐにを買いに行きました。

清少納言も紫式部も鴨長明も吉田兼好も縁の無い私、前二作とはテーマが違いますが...楽しく読めました。


日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語
メディアファクトリー


日本人の知らない日本語2

日本人の知らない日本語2
メディアファクトリー

「ん」もあるしりとりエッセイ [日本文学の本]

小学館の小説誌「きらら」8月号が届きました。

毎月楽しみにしている連載が、本上 まなみ さんの「ん」もあるしりとりエッセイ。今月のテーマは「クルマ」でした。

運転好きなお母様(本上さんによるとおかん)との思い出、本上さんのクルマ遍歴、娘さんを連れてドライブに出かけられることなど、とても楽しそうに書かれています。

ところで、我が家にはクルマがありません。妻も私もクルマの無い家庭で育ったので無くても我慢できています(というか私はクルマを買おうと思ったことがありません。)。
そういう訳で、お出かけは公共交通機関です。今年の夏はあこがれのサンライズエクスプレスで帰省します。今から楽しみぃ~。

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きらら(2011年7月号) [日本文学の本]

小学館の小説誌「きらら」7月号が届きました。

取り敢えず、
東川 篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」
瀧羽 麻子 さんの「左京区恋月橋渡ル」
本上 まなみ さんの「「ん」もあるしりとりエッセイ」
平山 瑞穂 さんの「ルドヴィカ」
を読んで、ふと気になったのが中村 佑介さんが描かれている表紙イラスト、水槽の中の人魚が切符を持っているのですが、それが「上本町」から「白浜」までのもの、上本町は「大阪上本町」と考えても、通しで切符を買えるのか?つまらないことが気になるテツでした。

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きらら(2011年6月号) [日本文学の本]

先月から購読している小学館の小説誌「きらら」6月号が届きました(一週間も前ですが)。
連載の小説と読み物が8作も掲載されているのですが、半分くらいは先月号の内容を覚えておらず、読み直す羽目になりました。「単独では絶対読まないだろうな」と思うジャンルや作家の作品も多いので、頭に入っていないのだと思います。

小説誌に掲載の作品を読むのって、音楽プレーヤーでシャッフル再生するのに似ています。
walkman.jpg
少なくとも音楽プレーヤーは自分で転送しているので、勝手に作品が掲載される(当たり前ですが)小説誌の方が、より意外な出会いがあると思います。

掲載作の中で気に入っているのは
瀧羽 麻子 さんの左京区恋月橋渡ル
 学生時代を過ごした上賀茂神社周辺の情景を思い浮かべながら読んでいます。
本上 まなみ さんの「ん」もあるしりとりエッセイ
 以前から好きなタレント(エッセイスト)さんなので楽しく読んでいます
津村記久子 さんのソウルサッカー
 重い内容ですが、つい引き込まれてしまいます。もしドラマになったら絶対見ないと思いますが。

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